保田先生の「ごはん塾」
レポート2:ヒガシマル醤油株式会社 和食文化を担うメンバーがともに学び、体験した「ごはん食」の大切さ


 11月20日、兵庫県たつの市のヒガシマル醤油株式会社(以下、ヒガシマル醤油)でごはん塾が開催されました。さまざまな部署から、定員の30名近くの方が受講。食に関するアンケート調査とごはん塾の授業が行われ、授業後はかまど炊きごはんと豚汁がふるまわれました。ごはんカンパニーの加入企業で初の開催となった、ごはん塾の模様をお届けしましょう。  
さまざまな部署から参加者が続々と集合!

 食に関するアンケートに記入後、ごはん塾の授業へ。この日は、兵庫県農林水産部の三浦恒夫さんが講師となり、日本と世界の食料事情をグラフで表した冊子をもとに、授業が進められました。
 授業の最初に、ごはんを食べよう国民運動が兵庫県で始ったのは、阪神・淡路大震災の被災地に届けられた「おむすび」がきっかけになったという説明がありました。兵庫県の各地から届けられた「おむすび」が、多くの人を空腹から救い、心を癒したことから、日本人が大切にしてきたごはん食文化を守るための運動が起こったのです。当時を振り返るかのように、静かにうなづく参加者の姿も見られました。
 
身近な食べ物を大事にすることから始めよう!


 授業はお米の消費量の減少や、日本の食料自給率の低下、水田の役割を中心に進められ、日本人の食生活を取り巻くさまざまな問題が浮かび上がってきました。
 締めくくりに伝えられたのは、「身近な食べ物を大切にする」こと。日本古来の調味料である「醤油」と「出汁」を基本にした味を大事にすることで、和食の文化を守る。ごはんをしっかり食べることで、地球環境に大切な役割を果たす水田を守る。そんな意識が芽生え始めるきっかけとなった1時間でした。



炊きたてのごはんと温かい豚汁も大好評!

  製造工場の屋外では、かまど炊きのごはんと豚汁の準備が進められました。かまど炊きを手伝ってくれたのは、地元の旭保育所の子どもたちです。大きな鍋で豚汁づくりに初挑戦したかまどスタッフも大活躍! 昼休みにはたくさんの従業員の皆さんで賑わい、「あったかくておいしい!」と大好評のうちに終了しました。
  ヒガシマル醤油営業本部統括部長の淺井良昭さんは、「和食文化を担う一員として、ごはん食の重要性は当然“知ってるつもり”という従業員は多いのですが、当たり前のことをきちんと知って、仕事に取り組むことの大切さを改めて感じました。今後も定期開催を検討したいと思います。当社をきっかけに、兵庫県内の食品メーカーの皆さんにごはん塾の活動が広がっていくといいですね」。


 



参加者の声〜授業で感じたこと〜