保田先生の「ごはん塾」
レポート3<速報>兵庫県立大学 かまど炊きごはんで作ったおむすびのおいしさに笑顔!


 11月22日、神戸市西区の兵庫県立大学神戸学園都市キャンパスでごはん塾が開かれました。この日、かまど炊飯を初体験したのは、日頃から学内の企画や催し事の運営に当たっている「生協企画実行委員会」の学生の皆さん。授業の合間をぬってボランティアで一生懸命手伝ってくれました。晴天に恵まれたなか、ここ最近一番の寒さで、 時折吹く強風にかまどの煙突が転倒して大変でしたが、思い出深いかまど炊き初体験となりました。

 

青空広がるなか、初めてのかまど炊きに奮闘!

 午前9時半。学生の皆さんが集まり、かまど炊きの準備をスタート。ご組の「ゴーゴーかまどでごはん炊き隊」のスタッフにサポートしてもらいながら、薪割りに挑戦しました。
  かまどに薪と新聞紙を入れ、3つのかまどで一斉に着火。勢いよく火がおこった釜もあれば、着火に苦戦した釜も。「薪はどれぐらい入れたらいいんですか?」「火が強くても大丈夫ですか」。薪割りもかまど炊きも、初めての経験なので、皆さん真面目に取り組んでくれました。これまで失敗を重ねて学んだことをアドバイスする、「ゴーゴーかまどでごはん炊き隊」のスタッフが、とても頼もしく見えました。
 


炊きたてのごはんでつくる個性豊かなおむすび

 かまどから薪を抜き、火を止めてから30分蒸らすと、いよいよ炊き上がり。この日使ったお米は、丹波産の新米。上手に炊けていれば、格別においしいはず! ほかほかの湯気とともに、おいしいにおいがふわっと漂い、歓声が上がりました。
  釜によって出来ばえはそれぞれ異なり、蒸らす時間が少し足りなかったのか、部分的に芯が残った釜もありました。おひつに移し、塩をまぶしてラップで1つずつ、おむすびをつくりました。
  つくり手の食べたい大きさにつくられたためか、大きくてごろんとしたもの、少し小ぶりのものなど、大きさや形の個性もさまざま。さぁ、いよいよ配布開始です!

 


みんなで手間をかけて味わう「心においしいごはん」

 おむすびを一つずつ手渡しで配ることで、食べた人の感想を直接聞くことができました。「ちょうどおなか空いてたから、おいしいっ!」と喜ぶ学生さんもいれば、「海苔はないの?」とすかさず催促する先生も。さまざまな交流が広がっていました。
  また、おむすびと一緒に配布した食に関するアンケートには、165名の方にご協力をいただきました。ボランティアの学生の皆さんはゴーゴーご組の入会チラシも積極的に配ってくれ、「息子が入会してるよ」という先生や、「ごはんの消費量が減ってるって、何かのテレビ番組で観ましたよ」と、関心を寄せる学生さんの声も。
  最後はみんなで後片づけ。お湯を入れるのが遅れたため、釜にごはん粒がこびりついてしまい、かまどスタッフが大変な思いをして洗ってくれました。
  「ちょっと芯が残ったところもあったけど、みんな喜んでくれたので嬉しいです」とボランティアの男子学生さん。かまど炊きでいろいろと手間をかけた分、炊き上がったときの達成感や、おむすびを食べてもらったときの喜び、外で食べるごはんのおいしさは、しっかりと心に刻まれたのではないでしょうか。