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| 「ごはんの水加減知ってる人?お米1合に対して水はどれくらい入れたらいいのかな?」保田先生のいきなりの質問に、お父さんお母さんからの返事がありません。「意外と知らない人が多いんですよ。お米に対して同じ量の水を入れたらいいんです。コップ一杯のお米にはコップ一杯の水、手のひら一杯のお米には手のひら一杯の水。同量でいいということを知っているだけで、どんどん応用が利く。これが生きていく力をつけるということなんですね」。分かりやすい先生の解説に、お父さんお母さんは真剣にメモを取り始めました。「こういうことを教えてもらえない子どもたちは、自分で健康に生きていく力が弱くなってしまうんです。両親がきっちり食べ物の大切さ、作り方、食べ方を教えることで、子どもたちはしっかりとした生き方を学ぶことができます」と、保田先生はまず、食育に対する心構えの大切さを伝えました。 |
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| コウノトリ野生復帰推進連絡協議会会長でもある保田先生は、コウノトリの生態からも食育が学べる、とある話をしてくださいました。「コウノトリはとても大食漢で、大きな雛になると1日300匹ものドジョウを食べるんです。親鳥はそれはもう必死に餌を運びますが、ある時からパッタリと運ばなくなります。すると雛はお腹が空いてたまらなくなる、本能的に餌を自分で取りに行く気になる、これが巣立ちなんですね。雛が巣立つと待ち構えていたかのように、親鳥は雛を自分の餌場に案内します。そこで、雛はドジョウの捕まえ方を練習し、覚えると親鳥は雛をその餌場から追い出すんです。これが本当の巣立ちです。親はあえて手を貸さないことで、子どもを立派に巣立たせるんです。何か思い当たるふしない?そうコウノトリにはニートがいない(笑)。人間も同じ、可愛い可愛いとなんでもしてあげてない?そういう気持ちが逆に子どもの生きる力を奪ってしまう。もうお米と水の割合分かったでしょ?今日帰ったらさっそく子どもさんたちに教えてあげて、ごはんを炊いてもらってください。お母さんも楽できますよ(笑)」。 |
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| 次々と保田先生から繰り出される、食育のビックリ話にじっと聞き入るお父さんとお母さん。中でも、驚かれたのが、牛脂やラードといった動物性の脂が人間の体内で固まるというお話。牛や豚の脂が溶け出す温度はなんと40度、ということは人間の36度の体内に入ると固まってしまうんです。それが血中に溶け出すとどうなるのでしょう?私たちの体内には、1本につなげると地球2周分を超えるほどの繊細な毛細血管がはりめぐらされています。肉類をとり過ぎると、どろどろの血液が血管を詰まらせ、脳梗塞や心筋梗塞に繋がっていくのです。恐ろしい話ですよね。それに比べ魚の油は、人間の体内に入っても固まらずサラサラ。「もし、魚の油が冷たい海で固まってしまったらどうなりますか?脳卒中?!」という話に、教室は大爆笑。肉のとり過ぎをあらため、野菜や魚介中心の食生活にしましょうと保田先生は話をしめくくられました。授業が終わったかと思いきやお父さんお母さんからの質問に、「あっ!言い忘れてた」と話は尽きず、1時間半たっぷりと楽しい授業が行われ、最後にはPTAの方々から大きな花束を受け取った保田先生。「長寿祝い?バレンタイン??」と最後まで会場をわかせていました。 |
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本校のPTAの皆さんは、とても教育熱心で「学力向上委員会」を作られています。定期的に発行され冊子の中には、どのようにすれば生徒が健やかに勉強に励めるか、保護者の方へ向けた情報がたくさん詰まっているのですが、「食育」も度々題材として取り上げられていました。今回、保田先生にお伺いしたお話をそのままその冊子の内容として使えると、PTAの方々はとても喜んでいらっしゃいました(笑)。校内研修として、生徒にもぜひ伝えたいですし、ごはん塾が本校に与えてくださった影響力は、とても大きいですね。
(校長 市川薫先生) |
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2回目の参加ですが、改めてごはん食の大切さを実感させられました。前回参加させていただいてから、4人の子どもに順番にごはんを炊かせているのですが、硬い日、軟らかい日と、それぞれ炊き加減が違って面白いです。これからも続けて、お母さんは少し楽をさせてもらおうかな(笑) |
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知り合いの農家から、農薬を使わないあいがも農法のお米をずっと取り寄せています。そこでは、働いてくれた鴨も最後お肉として送ってくださるので、子どもたちにお米づくりの大変さ、食のありがたさをきちんと伝えられます。今日お聞きした話も子どもたちに伝えて、ごはん食のあり方をもっと家族で考えてみたいと思います。 |
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毎日朝食はパンなので、ごはん食に少しでも変えてみます。小麦もバターも野菜も…と、外国産に依存し日本の食文化に危機が及んでいる現状がそこまで深刻なものだとは知らなかったので、ショックでしたね。 |
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魚の油とお肉の脂の違いには驚かされました。体内に入ったお肉の脂が固まる…。想像しただけでもぞっとします。 |
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