トップリーグ試合レポート
 12月1日(土)、2週間の休止期間を経て、ジャパンラグビートップリーグが再開され、神戸製鋼は12月2日(日)、三洋電機と対戦しました。全勝同士の対決となった一戦は24-57で三洋電機に敗れ、神戸製鋼はリーグ戦初黒星。首位から5位に転落しました。その翌週行われたトップリーグ第6節vsコカ・コーラウエスト戦は、6点差にまで詰め寄られるシーンもありましたが、27-16で勝利を収め、順位を4位に上げました。

 

 第4節まで全勝首位の神戸製鋼は岡山・桃太郎スタジアムで同じく全勝の三洋電機と対戦しました。2003-2004シーズン以来、三洋電機に対し公式戦で白星がない神戸製鋼。ここで勝利を収め、強豪との対戦が続く、リーグ中盤戦に弾みをつけたいところでしたが、試合は開始早々トライを奪われると、その後も相手SOトニー・ブラウン選手の巧みなゲームメイクに翻弄され、前半だけで4トライを挙げられ0-26で折り返しました。

 後半に入り、神戸製鋼も本来の攻撃力を発揮し、共に4トライをマークする点の獲り合いとなりましたが、24-57で敗戦。しかし1試合4トライ以上マークすると、加算されるボーナスポイント「1」を獲得し、神戸製鋼は勝ち点を21としました。

 この節で勝ち点21のチームはサントリー、トヨタ自動車、東芝府中、神戸製鋼が並び、得失点差で神戸製鋼は5位に順位を下げました。試合後、平尾総監督は「相手の接点での強さ、1対1の局面での個々の強さにやられ、後手を踏んでしまった。しかし後半4トライを獲り、勝ち点「1」を獲得することができたのは、トップ4入りを目指す上で大きいのではないか。この試合を反省し、また1から出直したい」とコメントしました。

 三洋電機戦で出た課題を修正して臨んだトップリーグ第6節コカ・コーラウエストとの対戦はコカ・コーラが押し気味に試合を進めましたが、ゲーム巧者の神戸製鋼がトライラインを割らさず、逆に少ないチャンスから得点を奪い、26-12で勝利を収めました。後藤キャプテンは「判断の部分でミスが多すぎました。このままでは上位進出は厳しい。次節のサントリー戦ではこのようなミスがないように試合をしなければいけない」と苦言を呈しました。

 いよいよ12月15日(土)は地元・神戸で宿命のライバル・サントリーとの対戦です。シーズン開幕前に行われた2度に渡る練習試合で50点以上を奪われ、大敗を喫している相手との戦いに後藤キャプテンをはじめ選手一同、雪辱に燃えています。さらに22日(土)はトップリーグ4連覇を狙う現王者・東芝府中との対戦です。リーグ戦上位4チームで戦うプレイオフトーナメント進出に向けて、大事な一戦となるこの2試合。次回の試合レポートで紹介させていただきます。