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開会のチャイムが鳴った後、今学期の活動を報告する映像で始まったゴーゴーご組の学級会。阪神・淡路大震災の映像から、かまどごはんをおいしそうに頬張る子どもたちの笑顔に切り替わる場面は、震災からの復興を象徴するような印象的な場面でした。課外活動発表会の前に、兵庫県の齋藤富雄副知事から挨拶がありました。
「日本の食料自給率が低迷するなか、うどん一杯でさえ国産の原材料ではなくなってきていますが、ごはんは純国産のうえ、健康にもいい食べ物です。また、水田の働きは、災害に強い土地づくりにもつながり、今一度、日本型食生活をしっかり見つめ直そうというのが、この活動の主旨です」。齋藤副知事の挨拶に、会場内は引き締まった雰囲気になりました。 |
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課外活動発表会の1時間目は、「ごはんの基礎知識〜ごはん塾で楽しく学ぶ」。ごはん塾を行った神戸市西区のいぶき幼稚園の阿部操園長と阿部能光副園長が、子どもたちや保護者の反響について語ってくださいました。最初は「ごはんのことなんてよく知ってるし、何を学ぶの?」という保護者の方も、授業が進むうちにとても真剣な眼差しになり、家族のために食生活をもっと見直したいと園長先生に話してくださった方もいたようです。「ふだんはごはんをおかわりしない園児がおかわりしてくれたのにも、大きな発見がありました。火起こしから炊きあがりまで、かまどでごはんを炊く様子をまじかに体験したことが、おいしく食べる素になったのではないでしょうか」。
ゴーゴーご組校長の保田茂先生は、「みんな、本当に目が輝いていましたね。すべての子どもたちが、こんな体験ができるといいな」と振り返り、ごはん塾の活動はお米の消費が目的ではなく、子どもたちが将来健康に生きるための食育の一環なんですよと、語ってくださいました。
「ツバメに習う、食育をしませんか?」。保田先生が呼びかけたのは、幼い頃から正しい食べ方をきちんと教えることが大切だということ。ツバメは雛に有無を言わさず、親として集めた餌を与えるのです。私たち人間も健康に生きるには、身近にある食べ物をもっと大事にしなければいけないということが、よく伝わってきました。 |
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続いて2時間目は「ごはんの魅力を再発見〜学校給食で食育」。ユニークな食育活動で知られる芦屋市立浜風小学校の栄養教諭、奥瑞恵先生が授業での取り組みや成果を発表しました。
「Myきゅうしょく」の授業では、手作りの献立ソフトを使って、自分の選んだ献立の栄養バランスを七角形のグラフで確認できます。その献立を実際に給食の時間に食べることで、栄養バランスだけでなく、食事の量や彩り、おいしく食べる大切さについても学ぶことができるのです。このほかにも、子どもたちが栽培した野菜を給食の献立にとり入れたり、海苔の生産地の方を招いての特別授業など、さまざまな食の体験を通して、子どもたちの考える力を育む食育活動が行われています。
「浜風小の食育は、教科と関連づけて進め、それに体験学習をプラスしています。知識だけの学習はすぐに忘れますが、体験は子どもたちの心にずっと残ります」と奥先生。こうした取り組みについて、保田先生からは「子どもたちが、自分のたてた献立から栄養バランスを学べるなんて凄い!昔の学校給食は空腹をしのぐためのものでしたが、今の学校給食はきちんと考えて作られているんですね」とコメントがありました。 |
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3時間目「ごはんがつなぐ心の輪〜ごはん料理でしあわせになる」では、白井操先生のごはんカンパニー料理教室の様子を紹介。団塊世代の男性と20代、30代の若い女性がともに料理の基本を学ぶというユニークな企画で、教室をきっかけにさまざまな交流が生まれたようです。
「今の50代、60代の男性は、台所に入っちゃいけないと教えられてきた世代なので、料理をしない人がとても多いんです。奥さんが倒れても、おかゆ一つ作ってあげられないんじゃ寂しいよね。料理の楽しさを知って、食の自立を図ることがこの教室の目的です」と白井先生。教室に参加された皆さんもステージに上がり、「料理はほとんどしたことがありませんでしたが、毎回、参加するのがとても楽しみでした」「教室で教わった料理を家で作ったら、家族にすごく喜ばれました」と、それぞれに料理の楽しさや食べてもらう喜びを実感されていました。 |
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続いて神戸製鋼ラグビー部の皆さんと保健体育担当の鈴木正成先生がステージへ上がりました。4時間目「ごはんとスポーツ〜ごはんで強くなる」のスタートです。神戸製鋼ラグビー部では、鈴木先生が提唱する強い筋肉をつくるのに有効な食事法を取り入れてきました。全身の代謝をよくするために、運動後すぐにバナナとオレンジジュースをとったり、栄養吸収にすぐれたお菓子(試作品)の試食も行いました。
「神戸製鋼ラグビー部が4強に入るには、相手チームをぶっ飛ばすぐらいの重量が必要です」と鈴木先生。最近はアメリカのスポーツ選手の間で、運動のエネルギー源としてごはんが注目され、すすんで取り入れる選手が増えているそうです。キャプテンの後藤翔太選手は、シーズン終了後に食事の摂取量を増やし、体重を6キロ増やしてトレーニング中。北川有広選手は、鈴木先生からアドバイスがあった「バター餅」を、他の選手にもすすめているとか。後藤選手は「今シーズンは納得いかない結果に終わりましたが、もっと強くなるために、相手を破壊する力をつけて頑張りたいです」と力強く語ってくれました。 |
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5時間目のテーマは、「ごはんで社会貢献〜ごはんカンパニー活動を通して」。ごはんカンパニーのメンバーであるヒガシマル醤油 営業本部統括部長の浅井良昭さんと、理科担当の伏木亨先生がステージに上がりました。ヒガシマル醤油では、ポスターの掲示や小冊子の配布など、社内での情報発信を積極的に行うと同時に、2007年11月には龍野工場でごはんカンパニー初のごはん塾を開催。「明石の幼稚園で行われたごはん塾を見学に行かせていただいたとき、授業の終わりに保田先生が“醤油をちゃんと使ったおかずが食卓に上がれば、自然とごはんを食べるようになる”ということをおっしゃったんです。それを聞いて、醤油、日本の和食、ごはんがぴたっと繋がると同時に、醤油メーカーとしての誇りを改めて感じた次第です」と、浅井さんは振り返ります。
理科担当の伏木先生からお聞きしたのは、私たち日本人にとって、醤油やだしの食文化がいかに大切であるかということ。「昔は街に乾物屋さんがたくさんあったのに、今はほとんど姿を消してしまいました。昔の日本人は出汁を基本とした和食を中心に食べてきましたが、味の好みは遺伝しません。和食の良さを、親が子どもにきちんと教えないとだめなんですね。そうすると、醤油、味醂、味噌など、ごはんをとりまくすべての食材が大事になってきます」。
今後はごはんカンパニーの取り組みとして、量販店の店頭でご組の活動を発信する企画や、2008年の事業終了後もごはんカンパニーのメンバーが協力して、兵庫県から全国に発信する活動のモデルケースをつくるという提案が浅井さんから出ました。
ごはんでつながるごはんカンパニーが、ともに手をとり合い、新しい取り組みが生まれることを期待させる発表に、会場から大きな拍手が起こりました。 |
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課外活動の発表が終わり、ご組の学級会もいよいよ締めくくりに。各教科の担任の先生方がステージに並び、お一人ずつ、まとめの言葉をいただきました。最後に校長の保田茂先生が、「朝ごはんを食べなかったり、ビスケットやクッキーだけで済ませる子どもがいたり、私たちの国の食事情はいろいろと考えさせられることが多いですね。日本でとれるものをしっかり食べることが、子どもたちの健康につながるのです。来年度はぜひ、家庭での取り組みも紹介してほしいですね」と締めくくられました。
終了のチャイムが鳴り響き、続いて「ごはんで交流会」の時間へ。菊正宗酒造ご提供の日本酒や、キリンビバレッジご提供のお茶を片手に、白井操先生の発声で乾杯! 先生方を囲んでの歓談に花を咲かせる生徒さんや、名刺を交換し合うごはんカンパニーのメンバーの姿も。皆さんそれぞれに、有意義なひとときを過ごしました。交流会のクライマックスは、ごはんカンパニー各社ご提供の賞品が当たる「こころにおいしい抽選会」。フラワープリンセスの二人がくじを引き、会場は一気に盛り上がりました。
ご組生徒やごはんカンパニーの皆さんが一堂に集い、さまざまな意見交換や交流をはかった2時間。皆さんの生き生きとした表情に、ごはんがつなぐ人の輪を感じたひとときでした。 |
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大学で食育を専攻しています。自分に子どもができたら、何を教えてあげたらいいんだろうとよく考えるのですが、今日の学級会にはたくさんのヒントがありました! |
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ごはんカンパニーにこれほどたくさんの企業が加入しているなんて、今まで知りませんでした。兵庫県内にも、ごはんに関わる企業がたくさんあるんですね。ヒガシマル醤油さんのお話にもあったように、企業と企業が手をとり合って、私たち消費者のためになる、いろんなことを実現していってほしいです。 |
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4才と9か月の子どもがいます。下の子はちょうど離乳食を食べ始めたばかりなので、保田先生のツバメの話は、親として子どもの健康のことをもっとよく考えないといけないなぁと思いました。 |
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ごはんカンパニーの料理教室に通っていました。今日は教室で一緒だったメンバーの方々と待ち合わせをして、一緒にごはんのまつりを楽しんできました。白井先生にもお会いでき、同窓会気分が味わえてとても良かったです。 |
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