宝塚歌劇団プロジェクト

東京宝塚劇場では現在、蘭寿とむさんが率いる花組が、Musical『愛と革命の詩―アンドレア・シェニエー』とショー・オルケスタ『Mr.Swing!』を上演中です。お芝居は、フランス革命時の実在の詩人アンドレア・シェニエの生きざまを描いたイタリアオペラをもとに、宝塚が初めてミュージカル化した話題作。ショーは、スウィングをテーマにさまざまなジャンルの音楽に合わせエネルギッシュに展開するバラエティ豊かでダイナミックな作品となっています。
お芝居ではフランス貴族の令嬢役や修道女役として華やかに、また力強く舞台を支え、ショーではダイナミックに、エネルギッシュに、華やかに、可愛らしくと様々な表現で惹きつける桜咲彩花さん。入団7年目ながら実力派娘役として大活躍の桜咲さんに、今回の公演の見どころや大好きな“ごはん”についてお話しいただきました。

男役さんとの衝撃的な出会い!やがて宝塚は大好きな世界に。

―宝塚との出会い、また音楽学校時代の様子を聞かせてください。

初観劇は小学校高学年の時に、母と一緒に観た星組の『WEST SIDE STORY』です。衝撃的な出会いでした(笑)。主演の稔幸さんがとてもカッコよくて、女性とは信じられず、その日はずーっと夜遅くまでプログラムの写真を眺めていた記憶があります。同じバレエスクールの友人が音楽学校を受験したことがきっかけとなり、自分も受けてみようかなと。宝塚の舞台への憧れはどんどん大きくなっていたので、受験の時には、大学進学を勧める親の意見をよそに、宝塚以外に進路はないと強い決意で臨んでいました。

音楽学校では、想像以上の厳しさに衝撃を受けましたが、すぐに慣れてすごく楽しくなりました。授業では歌と演劇が好きでしたね。歌はクラシックの声楽を始めいろいろと学べましたが、ポピュラーの授業が新鮮でとても楽しかったです。

―初舞台はいかがでしたか?

初舞台は、憧れていた舞台に立っている現実が信じられなくて、夢のようでした。舞台から見える客席の風景に圧倒されながらもお客様の温かさに感動し、なんて素敵な仕事に就けたのだろうと毎日思ってました。隠れクマノミをイメージしたストーリー性のあるロケットも楽しかったですし、お芝居でのパーカッションを初舞台生全員で担当させていただけた忘れられない舞台です。


個性輝く花組の熱いパワーをぜひ客席で。

―お芝居の見どころについて教えてください。

お芝居はフランス革命時代の話ですが、民衆の心理の変化が今の花組の熱いパワーでエネルギッシュに展開していきます。舞台は白と黒が基調でセットもシンプルです。華やかな宝塚では珍しいかもしれませんが、善と悪、表と裏という見せ方とリンクしており、少しずつ動く巨大な羽根の装置はストーリーとも一体化して独特の世界観を作り出しています。

主役のアンドレア・シェニエは、怒涛の時代の中でひたすらまっすぐに生きた素敵な人物です。高潔な魂を保ち続ける信念と心の強さを持った生き方は感動的です。 私は貴族の令嬢役をしていますが、時代考証に基づいた豪華な衣装と大きなかつらは珍しく興味深いものですので、ぜひご覧くださいね。当時のかつらには飾りをたくさんつけるのですが、私もいろんな資料で研究しアンティークっぽいお花とパールをつけてみました。


―ショーの見どころを教えてください。

ショーは次から次へ展開しますが、いろんな色を楽しめるショーです。一人ひとりのリズムが重なり合って、花組はひとつというリズムを生みだしたらいいなという気持ちでやっています。一人ひとりがいろんな楽器になって輝いてほしいと演出の先生がおっしゃっていたのですが、本当にいろんな人にスポットがあたるように場面が展開していって、どの場面もすごく楽しいです。

幕開きの男役の踊りのシーンは、Anju先生の振付ですが、ファンの心理を心得ておられて、すごく素敵で毎回袖からうっとり見ていますし、花組では久しぶりの黒燕尾の場面なので必見です。また、全員が出ているピンクのお衣装の場面は、先生が全員の顔が見えるようにと一人ひとりにポーズをつけてくださっているんですね。いろんな個性が輝きながら、どんどんひとつの大きなリズムになっていくそのパワーをお楽しみいただきたいです。

自分が出ている場面では、野球の場面が好きです。男役と娘役のグループに分かれて恋の駆け引きゲームのようなことをするのですが、女の子を虜にしようと頑張るスウィングスに色気で対抗するフラワーズのメンバーです(笑)。負けそうになったら男役さんを誘惑しながらその隙に点を入れたりしています。宝塚ではなかなか珍しい場面かと思いますので、お楽しみくださいね。

おいしい料理の横に、ごはんは必ずあってほしい。

―お忙しい日々ですが、元気の源はなんですか?

やはりごはんです!体調管理は各自きっちりしていかないといけないのですが、公演中は忙しくて食べる時間がとれないこともありますので、朝ごはんはしっかりと食べるようにしています。毎朝ごはんとお味噌汁です。和食がいいですね。ごはんはお休みなど時間のある時に炊き、一食分が入る容器に小分けにして冷凍しています。お味噌汁の具は豆腐やわかめなどが好きです。お野菜やお魚、お肉など、栄養を考えてできるだけバランスよく食べるようにしています。旬の野菜やきのこの入ったスープを時間のある時にまとめてつくり、ストックしたりもします。

ごはんは一番エネルギーが出るので、劇団の食堂のおにぎりなども、お稽古の合間によく食べますね。シンプルな“塩にぎり”が好きです。他に食堂のメニューでよく食べているのは“生姜ピラフ”です。生姜がごはんにすごくマッチしていておいしいです。食堂では「持って帰れるようにおにぎりにしてほしい」などのお願いも聞いてくださるんですよ。

全国ツアーでは各地のおいしい郷土料理をいただけたりするのですが、どんな時もごはんがないと進まないですね。好き嫌いはなく、なんでもチャレンジします。秋田県のごはん、比内地鶏の親子丼、新潟県の“のどぐろ”というお魚、青森県の“のっけ丼”と言って朝の市場でごはんに好きな海鮮を乗せて食べるもの、宮城県の牛タン、福岡県中州のラーメンなどおいしかったものは数えきれません。スケジュールの合間に同期などと出かけその土地のものをいただいたり、触れたりすることが好きですね。


桜咲彩花

2007年、星組公演『さくら/シークレット・ハンター』で初舞台。その後、花組に配属。2011年2月、『愛のプレリュード』新人公演で初ヒロイン。2012年11月、バウホール公演『Victorian Jazz』で主演の望海風斗を追いかける女性記者のサラ役を好演し注目を集める。2013年2月、『オーシャンズ11』新人公演で二度目のヒロイン。歌姫の実力を余すところなく披露した。同年6月、『戦国BASARA-真田幸村編-』では忍びの役を、冷たさ、おかしさ、お色気も見せて演じてみせた。

桜咲彩花

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