宝塚歌劇団プロジェクト

彩風咲奈さん インタビュー<後編>
ごはんを囲んで話す、その雰囲気が大好きです!
早霧せいなさん率いる新生雪組が上演し大好評を博した『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!-』と『ファンシー・ガイ!』が2月20日から東京宝塚劇場で幕を開けている。
アニメと宝塚歌劇との融合が注目された『ルパン三世』、歌劇団伝統のヒロインであるマリー・アントワネットとを絡めることによって異色のコラボが成功し、宝塚ファンもアニメファンも楽しめる作品に仕上がっている。

同時上演のショー『ファンシー・ガイ!』は、タイトルどおり新生雪組の男役スターが次々と登場し、新トップの早霧さんを盛り立てている。その中で、エルビス・プレスリーから幻の女役まで幅広い活躍を見せる彩風咲奈さんに、ショーのみどころや目指す男役、また“こころにおいしいごはん”についてお話いただいた。

沢山のガイが登場する大人っぽいショー、お楽しみに!

―ショー『ファンシー・ガイ!』の見どころを教えてください。

ショーのプロローグは、男役だけの場面で始まります。タイトルどおりガイ感をガツンと出したいと頑張っています。ヨーロッパの都市に舞台を移しながら、その先々でタンゴやボレロなど情熱的なダンスシーンや、エルビスメドレー、シナトラメドレーなどがあるという展開で、懐かしさも感じながらお楽しみいただけるショーになっています。
私自身はエルビスをリーゼントヘアーで歌ったり、女役になったり、シナトラの曲も歌わせていただいたり、全く違うジャンルのものに挑戦させていただいているので、場面ごとにいろんな表情をお見せできたらいいなあと思っています。
特に男役が競演する形のエルビスのシーンは、ちょっと肉食系のガッツリした男役のイメージでやっています。ベルリンのキャバレーでの女役はイリュージョンなのですが、早霧さんや夢乃さんと組ませていただけて幸せです。
女役は歩き方とか立ち方までもが難しく、女役の経験は男役の勉強にもなりそうです。

人のご縁と皆様のお気持ちに感謝

―入団8年目の今、思うことはありますか?

私は本当に不器用で、同期の中でも年下なので全然しっかりもしていないですし、同期にいつも助けてもらっています。
バウホール公演主演の時も新人公演主演の時も本当に周りの方々の力に支えていただきました。
人のご縁に恵まれていることと皆様のお気持ちには本当に感謝しています。
それと同時に8年目になって、今回はポスターにも登場させていただいたりして、改めて早霧さん率いる新生雪組の一員としてしっかりとした戦力でありたいと強く思っています。


男役としても、常に高みを目指したい

―どんな男役を目指したいですか?

最初に新人公演主演をさせていただいた時の本役が水夏希さんでしたが、私の男役の基盤を作ってくださった方です。当時3年目の私にそれこそ1から100まで教えてくださいました。
男役としても台詞や動きなどにどこまでもこだわりのある方で、そういう方に最初にいろいろ学ばせていただき特に印象深いのだと思いますが、水さんの“高みをめざす精神”と“自分にどこまでもストイックな姿勢”は、そのまま私の目標です。

よしもとばななさんの世界が好き。

―読書がお好きとのことですが、最近感動した本はありますか?

いろいろなものを読みますが、ジャンル的にいうとファンタジー系の世界が好みかもしれません。 よしもとばななさんの王国シリーズ最後の“アナザー・ワールド”という作品はとても好きです。不思議なお話なのですが、ピュアで心が癒されます。 その小説の中にギリシャのミコノス島が出てくるのですが、とても素敵で、実は今一番行ってみたい所です。

―旅行といえば、旅先でこころに残るごはんはありますか?

実は今年5月にも博多座公演があるのですが、博多のもつ鍋とか、水炊きとか、鉄なべ餃子とか・・・博多のお料理はなんでも美味しいです。
博多の土地柄というか皆様温かいですし、気候も暖かくすごくいいところで今から楽しみです。

野菜不足にならないよう。そしてまずは野菜から。

―食生活で意識していることはありますか?

お野菜が不足しがちなので、外食の時には必ずサラダを頼んだりしますし、野菜から先に食べるということも心がけています。
お稽古が早く終わって、時間がある時には自炊もします。よく作るのはすぐにできる肉じゃがと、カレーです(笑)。
その時に食べたいと思った野菜で、お味噌汁とかスープなども作ります。
朝食はしっかりいただいて、青汁も毎朝飲んでいます。
普段から体型管理は気をつけているのですが、今回のように女役があり身体のラインに一層気をつけなければならない時などは、バナナとかシリアルにして量を調整することもあります。
でも朝は必ず何か食べるようにはしています。

ごはんを囲んで話す時間が、とても好き。

―彩風さんにとって“こころにおいしいごはん”とは?

ひとりで食べるより家族や大勢で食べるほうがおいしいですよね。
公演後やお稽古の帰りに雪組の皆と結構大人数でごはんを食べに行ったりするのですが、ごはんを囲んで一緒に話す時間がとても好きです。
お稽古場で話すのとは違い、気持ちもリラックスしてすごくいいコミュニケーションの場になってるなと感じます。


―ゴーゴーご組の会員の皆さんへメッセージをお願いします。

毎日元気に公演するためには、日々の体調管理が欠かせません。おいしいごはんを食べて、よく眠り、心も身体も整えて、元気に舞台に立っていきたいと思います。皆様にも、きっと、いえ絶対に元気になっていただける舞台をお届けしますので、ぜひ観劇にいらしてくださいね。お待ちしております!

彩風咲奈

愛媛県大洲市出身。2007年『シークレット・ハンター』で初舞台。
同年雪組に配属。2010年『ソルフェリーノの夜明け』で新人公演初主演。
2013年までに通算5回、新人公演の主演を務める。
2011年『灼熱の彼方~オデュセウス編~』でバウホール公演初主演。
2014年『パルムの僧院―美しき愛の囚人―』でバウホール公演単独初主演。

桜咲彩花
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